里芋のカユカユと結石のお話。


 

先日収穫した里芋  「釈迦堂イモ

風で乾かして、土を落とすと、こんな感じのお姿になります。

 

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真ん中の大きい部分が「親芋

てっぺんの輪っかのように見える部分が、地上の茎とくっついていたところです。

 

その周りの一回り小さなものが「子芋

親芋と繋がっている根元をパキッと折ると、見たコトのある姿になります。

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お店で売られているのは、子芋の方ですが、親芋も食べられます。

親芋は繊維質で、味わいもあっさり。

子芋は、ネットリとして、甘みも強く感じられます。

 

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左のくすんでいる方が親芋で、右が子芋です。

 

 

 

ところで、

 

お犬さんの結石症の1つに、「シュウ酸カルシウム」結石によるものがあります。

腎臓から尿道の間で、オシッコの中にある「シュウ酸」と「カルシウム」が出会って、

シュウ酸カルシウム」となったものが、詰まったり、引っかかったりすることで痛みや血尿が起こります。

 

この「シュウ酸カルシウム」は、里芋にも多く含まれています。

里芋の皮をむくと手が痒くなりますが、その原因が、まさに「シュウ酸カルシウム」なのです。

「シュウ酸カルシウム」の結晶は、針のように尖った形をしているので、それが肌に刺さって痒くなるんです。

 

 

 

じゃあ、里芋を食べると結石になるの?

…というと、話はそう簡単ではありません。

 

食餌に含まれていた「シュウ酸」が、オシッコの中で「カルシウム」出会うと、「シュウ酸カルシウム結石」となって、痛みなどに繋がります。

ところが、既にこの2つの物質が結びついている「シュウ酸カルシウム」を食べても、ほとんど体内に吸収されず、排泄されるのです。

 

 

なので、あんまり敏感になる必要はないというお話でした。ヒトでも、お犬さんでも同じです。

 

秋も深まり、里芋のおいしいシーズン。

調理する際は、「シュウ酸カルシウム」に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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